健康診断のすすめ
ワンちゃん猫さんは自分で具合が悪いことを言葉で伝えることが出来ません。
また病気の初期では見た目はほとんど変化がないので、体調に変化が認められた時はすでに病気がかなり進行しているということが実際多くあります。
当院では病気の早期発見早期治療を目的とした定期的な健康診断をおすすめしています。
うちの子は何をやってあげればよいのだろう?
という飼い主様はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。
主なプラン
春の健康診断
期間:4月~6月
フィラリア検査に加えて外部の検査センターを利用した全身の血液検査よる健康診断です。
若い子でも、フィラリア検査に合わせて年に一回の健康診断をオススメしています。
秋の健康診断
期間:10月~12月
ワンちゃん猫さんは7歳からシニアと言われています。
外部の検査センターを利用した全身の血液検査に、シニアに多い疾患に着目した健康チェックをつけたプランです。
シニア齢の子には、春と秋年に2回の健康診断をオススメしています。
※全年齢のワンちゃん猫さんでも子の検診を受けることは可能です。
ドッグドック
キャットドック
要予約
院内で複数の検査を用いて総合的に行う健康診断です。
<検査内容>
血液検査、X線検査、超音波検査、便検査、尿検査、心電図
※その子の状態に合わせた追加検査も一緒に行うことが可能です。
朝お預かりをして夕方お迎えに来てもらう半日検査です。
ピュアチェック
1~2歳の仔限定 要予約
若いときの健康なデータを知っておくことはとても重要です。
加齢に伴う体の変化や病気になった時にこのデータと比較することでちょっとした変化にも気づきやすくなります。
<検査内容>
血液検査、X線検査
その他検診
心臓病検査
心臓病は人間では死因の第2位、実は犬でも死因の第2位で、17%もの犬が心臓病で亡くなっています。(日本アニマル倶楽部2017より)
犬では心臓病に分類される病気の中で最も多いのが、僧帽弁閉鎖不全と言う病気です。 僧帽弁閉鎖不全症とは心臓の中にある僧帽弁という弁がピタッと閉まらなくなって、血液が漏れて逆流してしまう病気です。 6歳ごろから徐々に発症が増えると言われていますが、実は飼い主様が気づくような症状が出るのはステージAからDのうち、Cなってからです。
しかも肺水腫がいちど出てしまうとそこから治療を始めても、寿命は約9ヶ月とも言われています。短いですよね…。
しかし、その心臓病の兆候を早期に見つけることができます。
簡単、痛くない、数分!
ただ散歩がてら健診に来て、聴診するだけです。
当院では診察時はワクチンでも下痢でも、毎回聴いてチェックしていますよ!
聴診するだけで、ステージB1で気づけます。そして、適切なタイミングで詳しい検査をし、ステージB2で治療を開始することでなんと、B2からCまでの時間を『無治療に比べて15ヶ月も』伸ばすことができると言われています。犬の一生の10%も伸びます!
しっかりと調べるために、当院では心臓検査はセットで、預かり検査で行っています。
お迎え時に動画や画像、イラストを使って詳しく説明をさせていただきます。
ANP,BNP(血液検査)
心臓の負担を調べます。採血だけですぐ終ります。
通常の診察中にできます。
春や秋の健康診断キャンペーンでも付いているプランがあります。
エコー
横にゴロンと寝てもらい、アルコールやゼリーで毛を濡らしてみます。
ちょっと長いですけど痛くないです。
主に心臓の弁の様子、血液の流れ、心臓の収縮の動きなどを動画でみれます。
早期発見・早期予防を勧めています。
面倒くさがらずに年に4回、いや2回でも足を運んでください。 今まで、『雑音が出てきましたねー』と言われて気になっていた方、『シニアだし、ちょっと気になるな』と言う方、ぜひお気軽にお声掛け下さい。 ちなみに、投薬治療は進行を抑え症状を緩和するもので、根本治療ではありません。 一生投薬し、心臓病と付き合っていくイメージです。 最近では一部の専門病院で、僧帽弁修復の手術を行える時代になりました。 積極的治療を希望される方は、専門病院への紹介も行っております、ご相談ください。